ＪＲ脱線事故

昨日の朝、衝撃の映像と共に知る事になったＪＲ西日本・福知山線の脱線事故。今朝出社したら、ウチと同期入社で入社後の研修でも一緒のグループになり、支社が違う為、日常業務では殆ど会うことはなかったですが、同期ということで仲の良かった女性社員がこの事故に巻き込まれて亡くなったという知らせが届きました。
事故が発生したのが、朝の９時２０分だったので、「９時出勤のウチの社員はいないよね」と話していたんですが、この日に限り遅番で、普段よりも１時間遅い出勤だったそうです。すぐに、東京に居る同期に連絡。まだ知らなかったらしく、この事を伝えるとしばし絶句。二人で「なんでだよ！」と怒りがこみ上げてきました。
“彼女”は、入社以来今の部署で勤務していて、彼女の部署では「エキスパート」級の存在で、常に明るくて人当たりも良くて面倒見も申し分なく、ウチと違い支社中から頼りにされている人物だったので、「会社としても其のショックの大きさは計り知れない」と、彼女と同じ部署の人が言ってました。
もうね、なんと言っていいかわからないですよ。“一寸先は闇”といいますが、次の瞬間自分がどんなことになっているかなんて想像できませんからね。ましてや、自分が乗っている電車が「カーブを曲がりきれずに脱線する」なんて考えますか？飛行機なら「もし墜落したら死ぬな」って覚悟は出来ますけど、新幹線ではなく、在来線の電車ですよ。飛行機よりも死亡事故が起こる確率は低いじゃないですか。
どうやら彼女は、１両目か２両目に乗っていたらしいので、テレビから映し出される映像を見ていると、事故が起きた時はおそらく相当な衝撃だったと思われます。あんなにグシャグシャな狭い空間に閉じ込められて、物凄く痛かったと思います。物凄く苦しかったと思います。物凄く悲しかったと思います。にも拘らず、JR西日本は、お偉いさん達を含め、虚偽の報告・発表をしました。一刻も早い原因究明と、残された家族へのフォローを手厚くしてあげ欲しいと切に願います。
こんなことになって何も出来ない自分が凄く腹立たしいのですが、明後日、東京の同期と現地に行ってきます。(とても平常心でいられないと思いますが)